補聴器の取り扱い方法
補聴器を長持くお使い頂くために、補聴器の取り扱いに役立つヒントとコツをご紹介します。
補聴器の寿命はどのくらいですか?
補聴器の寿命は3年から7年です。補聴器のお手入れをしっかり行うことで、補聴器の寿命を最大限に延ばし、頻繁に買い替える必要がなくなります。
補聴器の取り扱いに役立つヒントとコツ
1
落下、衝撃を最小限に抑えましょう。
補聴器内部の小さな部品は丈夫ですが、すべての電子機器は衝撃に弱いものです。
- 補聴器を扱うときは、浴室の硬い床ではなく、柔らかい面の上で行うようにしてください。
- 補聴器を装用していないときは、補聴器をケース、充電器、または補聴器乾燥機に安全に保管してください。
2
汗に気を付けましょう。
補聴器は肌に密着しているため、補聴器本体の内側に湿気が溜まりやすくなります。
- 補聴器が湿っていないか確認し、風通しの良い場所、充電器、または補聴器乾燥機で乾かしてください。
- 空気電池をご使用の補聴器は、電池蓋を開けて乾燥させてください。
- 夏場やスポーツの後など、汗をかきやすい時期は特に注意が必要になります。
3
清潔に保ちましょう。
補聴器に汚れがたまると、音が聞こえなくなったり、湿気がこもったりして、補聴器が正しく機能しなくなります。
- 乾いた布やティッシュで定期的に補聴器を拭いてください。
- 耳垢を取り除きます
4
水気に気を付けましょう。
バーナフォン補聴器は、雨に降られても、汗をかいても大丈夫です。
しかし、長期間の使用は補聴器にダメージを与える可能性があるため、補聴器が水に触れるのを最小限に抑え、定期的に乾燥させることが大切です。
- シャワーや水泳の際は補聴器を外してください。
- 補聴器が湿気にさらされていたり、湿度が高い場合は、風通しの良い場所や補聴器乾燥機で乾かしてください。
- 空気電池をご使用の場合は、電池蓋を開けて乾燥させてください。
- ヘアドライヤーや電子レンジで補聴器を乾かさないでください。
5
海岸やビーチではご用心しましょう。
海水は補聴器の内部に塩の結晶が付着してしまい、砂はマイク部分を塞いでしまいます。また、日焼け止めには補聴器のプラスチックケースを傷つける化学物質が含まれています。
- 手が砂だらけの場合は補聴器に触れないようにしましょう。
- 日焼け止めを塗るときは補聴器を外しましょう。
- 補聴器を海水に近づけないようにしましょう。
6
化粧品などの化学物質を避けましょう。
肌や髪につける製品の中には、補聴器に悪影響を及ぼすものもあります。アフターシェーブローション、ヘアスプレー、オイル、香水、日焼け止め、虫除け、点耳薬などです。
- 化粧品を塗る前に補聴器を外しましょう。
- 補聴器を交換する前に、化粧品が乾くまで時間をおいてください。
- 補聴器を元に戻す前に、手を拭くことを忘れないでください。
7
猛暑にご注意。
高温や直射日光は補聴器を傷つけ、プラスチックのケースを溶かすこともあります。
- 補聴器を酷暑にさらさないでください
- 暑い車内に補聴器を放置しないでください。
- 補聴器を装用していないときは、直射日光を避けてください。
8
寒さにご注意。
寒さは補聴器の電池に厳しい影響を与えます。気温が低いと正常に機能せず、寿命も短くなります。気温が低いと結露しやすくなります。
- 空気電池は室温で保管し、予備を携帯する場合はポケットに入れて温めておきましょう。
- 補聴器が湿気にさらされていたり、非常に湿度の高い状態にある場合は、風通しの良い場所、充電器、または補聴器乾燥機で補聴器を乾かしてください。
- 空気電池をご使用の補聴器は、電池蓋を開けて乾燥させてください。